【長男】2年間続けた公文式から学研に鞍替えした理由。
母です。
以前の記事で、2年間通った公文式のことを書きました。
息子はその後どうしたかというと、学研教室へ鞍替えをしました。
今回はその経緯などについてまとめたいと思います。
なぜ学研を選んだのか。
元々は学研はノーマークでした。
なぜなら、公文式に何の疑問も持たず
公文式=良いもの(長男にも合っている)と思っていたからです。
なので、自宅から通える距離に学研があるにも関わらず
体験に行ったり、比較検討することもありませんでした。
お友達が学研に通っていても
「うちは公文式で頑張ろう」と、疑いもしませんでした。
そんな我が家が公文式→学研に鞍替えを検討したきっかけは
同じく公文式→学研に鞍替えした友人の口コミでした。
「小学校に入ってみたら公文でやってきたことがあまり役に立たなかった」というのです。
それを聞いて、私も慌てて、息子はこのままで良いのかを夫に相談しました。
実はその少し前から、夫は「もしかして○○(長男)には公文は合っていないんじゃない?」
と言っていたので、学研に変わるという選択肢には当初からノリ気でした。
そして自分自身でも学研について調べると(私が無知なことはこの際置いておいて欲しいのですが)
「こんなにも公文式と教材の内容や月謝が違うものか」
と衝撃を受けたのです。
そして、更に検討を深めるために
息子が入学後使用することになる教科書を入手すると
学研での学習と学校の授業(教科書の内容)がリンクしていると感じました。
それまで息子が頑張ってやってきた一桁の足し算は
算数の教科書の下巻の一番最後の方にある「けいさんめいじんになろう!」
という項目のたった1ページしかなかったのです。
※ここでいう”息子が頑張ってやってきた一桁の足し算”とは公文の足し算プリントのことを指しています。
この時点で息子は公文の足し算プリントをほぼ暗記で解いており
いわゆる、さくらんぼ方式の考え方は頭の中にありませんでした。
つまり、足し算の答えはわかるけれど、教科書で説明される理屈は理解していなかったのです。
うちもこのままではいけない
と感じて、すぐに公文式から学研に鞍替えすることに決めました。
※あくまで私の個人的な考えですし、夫の言う通り
息子には公文式は合わなかったのだと考えています。
周りには、もちろん公文式が合っていて、学校の授業にも全く困っていないという子がいることも理解しています。
学研に変えてからの息子の様子。
このとき既に、1枚こなすのがやっとという状態でした。
それは教室でも変わらず、赤ペン先生に考え方(最終的には答えそのもの)
を教えていただきながら、なんとか4〜5枚頑張ろうとするのですが
どうにも難しく1時間半ほど教室に滞在することもザラでした。
公文式がバインダーにドサっと追加された宿題をできるだけこなすのに対し
学研の宿題は基本的には1日1枚/教科です。
息子は国語と算数を選択しているので、計2枚です。
しかもプリントには可愛らしいイラストが描かれていて、紙自体も公文に比べて大きいです。
そのため学研に切り替えてはじめて宿題をやった日の朝は
「これ知ってるよ!」
「もう終わっちゃった!」
「これだけ?」
という感じでした。笑
学研に入会してから約3ヶ月が経ちました。
今のところ、公文式から学研に変えたこと自体は正解だったと感じています。
ですが、学研の宿題に対しても面倒くささを感じ始めた長男。笑
私の目から見ると、公文式に比べ難易度は格段に下がっており
問題文を読み、しっかり考えたらわかる問題ばかりです。
そう、考えたらわかる=考えなければならない、訳です。
公文の足し算をほぼ暗記で解いていた長男にとっては
右の学研のような考え方は染み付いていないのです。
次の画像は、実際に長男が小学校で使う算数の教科書のページです。
ただ単に、足し算の答えを書くというページは
下巻の巻末のこの部分しかないのです。
もちろん、公文形式の問題を解きながら
この仕組みも理解できるお子さんも多いとは思いますが
我が家の長男にとってはそれは別物で、実際に夏休み中に算数の教科書(上巻)
に目を通してみましたが、なかなか理解するのに時間がかかりました。
おそらくは、私に公文→学研に鞍替えする選択肢を与えてくれた
知人のお子さんも、このような状態になったのだと思います。
我が家は年長のタイミングでそのことに気づくことができ
早めに、より学校の授業に沿った内容での学習を始められてよかったと思っています。